nanadecor×in Between Blues 
オーガニックコットンと天然藍染め
五感で感じる夏模様

今年で4年目となる、徳島県海陽町の藍染スタジオ「inBetweenBlues」とのコラボレーション

徳島県産の天然藍発酵染料 蒅(すくも)を元に、灰汁、貝灰、麩(ふすま),日本酒など自然由来の原料を加え、微生物の発酵を活かして生み出す伝統的な灰汁発酵建染色。

海陽町の美しい空海、自然と人に優しい天然藍染めの魅力をたっぷり吸い込んだウェアが今年も完成しました!

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今年のラインナップはこちらの3種類!

ローズマリーガーゼキュロット

後ろがゴムになっていてリラックスして着られるようになっています。

二重になったガーゼがたっぷりと藍を吸い込んでいます。
驚くのはダブルガーゼの特徴である柔らかさをそのままキープしているところ
使うほどにとろける生地の質感をお楽しみいただけます。

▼元はこちらのピンクのキュロット

がらりと雰囲気が変わりました!

おうちでのリラックスタイムにも、ちょっとそこまでお出かけにも
季節問わず重宝する藍染めガーゼキュロット。

インディゴデニムのような雰囲気で、育てるように経年変化を楽しんでみてくださいね。

 

ナナリブサマーセット

今回の藍染では、初めてのインナーにチャレンジ!
胸元やストラップにレースが付かない、限定版“ナナリブ”のカップ付きキャミソール&一部丈ショーツのセットです。

見てください、この美しい仕上がり!
しっかり濃く染まっているのに透明感が感じられます。

▼元はこちらのナチュラルカラーのナナリブ

一部丈ミニパンツのタグは一度取り外し、染め上がり後につけ直しました。
肌あたりのストレスを少しでも軽減する工夫として、タグは外側に付いています。

レースの無いすっきりとしたデザインが藍染のカラーと相性ぴったり

 

ロングアームカバー

今回は小物類から、ロングアームカバーを藍染めしてみました!

日よけ対策には欠かせないアームカバー
こちらは二の腕まですっぽり覆うロングタイプになっています。

ノースリーブのお洋服に、車を運転するとき、海や川で水遊びをした後の冷え対策に
ひとつ持っておくと様々なシーンで活躍してくれる今季おすすめのアイテムです。

風通しが良く、快適な編みのオーガニックコットン糸
フィット感がありつつも締め付け無く肌に沿うようになっています。

ポロシャツのような心地のよい柔らかなざらつきが、肌の湿気をうまく調節してくれます。

元はこちらのナチュラルカラーのロングアームカバー
近くで見ると白っぽい部分があったりと、独特な質感を生み出していて、お洒落なカラーに仕上がりました。

小物としては高価なものになりましたが、それだけ藍をたっぷり吸いこんでいるということ!

防虫殺菌効果の高い藍と、天然の日よけ効果があるといわれるオーガニックコットン

夏のお出かけにレジャーにおすすめです!
もしかすると和装なんかにも合うかもしれませんね。

ひとつずつ手染めされており、同じものは二つとありません
アート作品のような世界にひとつだけの風合いをお楽しみいただけます。

 

※「コスモスレースワンピース」はご好評につき完売しました

 


「 in Between Blues 」

天然藍の生み出す青、
それは全ての生命の源である水と空気、
空と海、
そして母なる地球の色。
自然と他者を大切に想い愛する心を
藍と共に世界へ。

永原レキさんにより設立された、in Between Blue

ThinkGlobal,ActLocal(ローカルを大切にすることが、健全なグローバルを作る)の理念のもと
伝統と革新を織り交ぜ、故郷や日本が誇る自然や歴史・文化の魅力を世界に向けて発信されています。
in Between Blueが拠点をかまえるのは徳島県海陽町

徳島県の最南端に位置し、美しい山、川、海が広がる自然豊かな地域です。

海が目の前に広がる場所で、天然の素材を使用しひとつひとつ丁寧に作業されています。

太陽と潮風をたっぷりと含み、気持ちのいいエネルギーを纏います。

藍染とはどんなもの?

人類最古の染料ともいわれる「藍」
古来より日本を象徴するような色としても親しまれ、近年では「ジャパンブルー」として世界でも知られています。

もともとは中国東部、朝鮮半島、日本列島中央部周辺で青色の染料として重用されており、日本へは約1500年前・奈良時代に中国から朝鮮を経て伝えられたとされています。

in between bluesが拠点をかまえる徳島県では、鎌倉時代の中頃から栽培が広まり日本有数の藍の産地となったようです。

徳島県の伝統製法「蒅(すくも)づくり」

天然藍発酵染料 蒅(すくも)を元に、灰汁、貝灰、麩(ふすま),日本酒など自然由来の原料を加え、微生物の発酵を活かして生み出す伝統的な灰汁発酵建て。
一般的な草木染めのように、煮出して染める製法とはひと味ちがいます。

人間の目には見えない微生物の生命活動のおかげで美しい藍色が生みだされるとはなんとも神秘的。
発酵ってすごい!

ほのかに香る特有の香りを感じてみてください。

 

美しいだけではない藍染の機能性

微生物の生命力で染まる天然藍染は抗菌効果や防臭効果、虫除け、保湿性に優れ肌にも優しいとされています。
さらにオーガニックコットンには天然の日焼け止めにもなるといわれており、互いにその特性を活かすことのできる最高の組み合わせなのです!

年中問わず親しまれている藍ですが、特に夏に使いたい理由がたくさん詰まっています。

 

原料となる藍の葉

収穫時期の藍畑の様子 @ハイカラーハンドワークス

春先の藍スプラウト、かわいいですね

目で見て、肌で感じ、鼻で香りを吸い込んで
五感で感じるnanadecorの藍染めウェア
使うほどに変化する風合いもまた、楽しんでいただけると嬉しいです。