「自分を見つける旅に出る」中川正子さんみずいろのドレス
nanadecorの５月は”自分を見つめ直し次のフェーズに進む、出会いの旅にでる” がテーマです。
溜め込みやすいと言われる5月。はな歌を歌いながら溜まった感情と向き合う旅に出かける。
今月はそんなテーマにもぴったりな、写真家・中川正子さんとのコラボ月間と称し、スペシャル企画を盛りだくさんでお届けします。
「自分を見つける旅に出る」
中川正子さんの”みずいろ”ドレス
*正子さん身長：165cm
大人でも上手にフリルが取り入れられるローズマリードレスに正子さんのアイデアが加わることで、より軽やかに、より日常に取り入れやすく、まるで水の下でやわらかさが揺らぐような「みずいろ」のドレスです
正子さんと神田恵実のストーリー
nanadecorの甘さが少し気恥ずかしい正子さん。
そんな正子さんがドレスに込めたメッセージとは？
神田恵実：中川正子さんの「みずのした」の初エッセイの話を聞くうちに、中川正子さんという人が「写真家」から「中川正子」という職業に変わっていっているような気して。
中川正子：職業の柱は変わらず写真だけど、表現方法が大きく広がったのは事実。どう考えどう感じどう生きていくかということが写真であれ文章であれ、表現できたらいいなと感じてるんだ。
私たちはもう20年とか前から一緒に仕事をしてきたけれど、そして間が空いて、お互いに自分の仕事を頑張って、そしてまたここ最近、ぎゅっと一緒にいろんな人生の話をしてる。今という時代は、これから見ていく世界が同じ人、違う人、価値観がすごく開いていくし、縁がある人、気が合う人が明確になってきている気もする。こうして間があいていても、同じ方向を向いている人、違う方向へ進んでいく人、それぞれだよね。
私は、これまでの過程で、出産、震災、岡山の移住があったり、そこで初めて東京と距離ができたりして、仕事との向き合い方もすごく変化があって。その間に、色々葛藤があって今のスタイルがようやく馴染んできた感じなのかな。
神田：今回、改めてエッセイを読んで、本当に泣けてしまったよ。正子さんは人よりも感受性が100倍だから、想像以上に先が真っ暗だった時期があったんだと思う。でもケロッとある瞬間に立ち直る、そのヒントの見つけ方、拾い方も感受性が開けているだけに天才。いろんな葛藤をとにかくひとつづつ乗り越えて今ここにいるという感じだね。
正子：東京から離れて、さらにコロナになった時は、どこへ向かえばいいのか見失ったようが気がして、取り残されていく自分にすごく焦りもあって。そんな時に、山に息子と登って岩の上で大の字になってすごくエネルギーをもらえたり、強くそして変わらない山の力に支えられた。当たり前の生活を当たり前に楽しむことを知るきっかけにもなった。ああ、安定した毎日の日常にこそ幸せがあるんだって改めて気付かされたの。
神田：それは私がnanadecorを通して一番に伝えたいこと。それをパジャマであったり、マインドフルネスであったり、今月のこの正子さんとのインスピレーションの旅であったり、様々な角度から伝えている。幸せって、幸せになりたい！といつも外へ先へ追い求めてしまいがちだけれど、本当はこの足元にある。それにどれだけ自分が気づけるかだと思うから。私は毎日nanadecorを着て「あー幸せ♡」と眠る時ほど、至福な時間はないんだ笑
そしてそれは初めて作ったあの頃から、20年変わらずここにあって、自分の変化を受け止めてもらっているような感じ。
正子：私はnanadecorを最初から知っているけれど（2005年）それはブランドの始まった頃から変わっていないよね。私はあの頃から、ちょっとフリフリしたパジャマなんてちょっと恥ずかしい感じなんだけど笑 でも今はとても着たい！と思ったんだ。恵実ちゃんが説明してくれる、自分の脳のスイッチを変えるために、普段と違うレースやピンクの服を着ること、という話にも納得なんだけど、でもやっぱりまだ恥ずかしい自分がいて。
神田：きっとそう思っている方はたくさんいらっしゃるはず！ ということで今回の企画が生まれたんだよね。
テーマはまさに、正子さんが着られるnanadecor。着心地はそのままに、甘さも少し入れて自分のモードをnanadecor＝リラックスへとシフトしていけるように。胸元や顔周りはあくまでシンプルに。どうかな？ 思い通りになったかしら。
正子：すごく着やすい！ アイマスクの柄もすごく気に入ってる。本店でスタッフの皆さんにも見てもらいながら、あれこれ着ていたら、だんだんフリル、いけるかも？って思ってきたのよ。
似合う！なんて言われて調子に乗ってしまったところもあるんだけど笑 袖口のフリルも馴染んできたし、丈を長くして、スリットを深めに入れてもらったのもお気に入り。下にnanadecorのファインニット素材のパンツを履かせてもらったらすごく気持ちよかった！
神田：生地の選び方にも、こだわりがあったね。
正子：nanadecorの最初の頃からあったローズマリードレスの生地がとても気持ちよくて、それをVネックの形と合体して。ネックラインはシンプルなほうが落ち着くし、でもふりっとしたやわらかさは挑戦してみたい。だから色をブルーにして、爽やかに、そして透けない、やわらかい、馴染みがいい、なんていいとこ取りができたかな。
私の場合はデニムを履いたり、レギンスやリラックスパンツを履いたり、色々気回せそうとも思ってる。
神田：花柄のアイマスクもね。
正子：アイマスクがオンモードをオフするスイッチになるという話は納得！ 私なら、寝るぞ！という気持ちをより楽しく、ワクワクできるように、少しピリッとモードな花柄を選んでみた。アイマスクがおいてあるだけで可愛いし、見たら、寝てね！てアピールしてくる感じだね。ますます睡眠タイムが楽しくなりそう！
神田：アイマスクは旅の荷物にも映えそうだね。わたしはいつも旅にはマスト、どこでも安心して眠れるから。
ドレスは、この雰囲気なら、お部屋で過ごす日常もいいけれど、海に、温泉に、散歩に、、、お外でのゆるっとした時間にとっても似合うよね。洗うほどにふわふわしてより馴染んで、さらに気持ちよくなると思うよ。
正子：そうそう！この軽さとやわらかさはやっぱり独特ね。私も洋服が好きで、これまであれこれ着てきたけれど、やっぱり最近は着心地がすごく心にも影響するんだ、って思ってる。安心感ってあるよね。だからこの肌触りはnanadecorならでは、という感じがする。自分らしく、落ち着いて着られるものができて本当に嬉しいよ。
神田：スイッチの切り替えは肌触りから。着てもらえるものができて嬉しいし、正子さんを通して、頑張りすぎていたり、フリルやレースが苦手な方にぜひ体感してもらいたいと思います。正子さんも次はパジャマかな？ シーズンレスで着られる今回のドレス、まずは着心地を楽しんでくださいね。
＞【中川正子さんコラボ】みずいろローズマリードレス
＞【中川正子さんコラボ】アイマスクはこちら
みずいろローズマリードレス
実は「ローズマリードレス」は以前からnanadecorでは人気のあるシリーズのひとつ
可愛らしさのあるフリルに少し抵抗感のあった正子さんですが、今回はあえてこのデザインを取り入れてくださいました。
特徴的なデザインである袖のフリルはそのままに、
従来のものより裾の丈を長くし、サイドスリットは深めにすることで、よりかっこよくすっきりと着られるおとなの為のドレスに
そして今回、正子さんが選んでくださったカラーは少し光沢を感じるような「みずいろ」
正子さんの写真の雰囲気を纏うような感覚の絶妙なカラーです。
オーガニックコットン100%、ビエラ生地のしなやかなドレープ感が上品さを演出してくれます。
太陽の光に当たるとさらにキレイに発色
動くたびにさらりとした生地が肌にあたるのが心地よく、着ているだけで気分のあがる一枚に
暑い夏にも快適に過ごしていただけます！
膝上あたりから深めに入ったスリット
足さばきも良く、ロング丈のワンピでもモタつかずに着られるポイント
透け感はありませんが、ごく薄手の軽い生地なので、ワイドパンツやレギンスなどのボトムを合わせるのもおすすめです。
丁寧に縫製されたギャザーフリル
肩から袖にかけて落ちるようなシルエットなので、肩幅を自然にカバーしてくれます。
これまでフリルに難しさを感じていた方もぜひ、
正子さん同様これを機にチャレンジしてみていただけるとうれしく思います。
＞【中川正子さんコラボ】みずいろローズマリードレス
＞【中川正子さんコラボ】アイマスクはこちら
スタッフ身長:159cm
プリムローズの花柄パンツとの合わせで、華やかなお出掛けスタイルのコーディネートを楽しみました。
上品なデザインですが、着心地の良さも抜群なのでリラックスしながらリゾートでのんびり♡
そんなお休みを過ごす時に着たいです。
身長が低めな方は厚底のサンダルやシューズもおすすめ
（*ワンピース着丈128cm）
スタッフ身長:165cm
爽やかなホワイトのダブルガーゼフリルパンツをボトムスとして重ね着しました。
キレイめに着たかったので、首元をボートネックにしてデコルテラインをキレイに出しました。
暖かい日にカジュアルに着て、テラスランチとかにも着たいコーディネート
前後どちらも着られるのでイメージを替えて着まわせるのが、コーディネートの幅を広げてくれます！
スタッフ身長:162cm
ストンと着れるローズマリーフリルにリネンコットンパンツ(サイズS)を合わせました。
汗ばむ季節でも風通し良く着れるのでデイリーに着たいです。特に、休日！
忙しい朝もパッと着れるから犬の散歩や、
コンパクトにまとまるから旅のシーンも良さそう(海とか！)
足元はスニーカーで合わせましたがビーチサンダルでラフに着こなすのも好きです。
***
薄すぎず、濃すぎることもない絶妙なみずいろカラーは
色白な肌にも日焼けした肌にも、ハイトーンの髪色にも暗髪にもしっくりと馴染んでいました！
かなり幅広く、いろんな方に似合うような優秀なワンピース
シンプルだけどそれぞれのスタイルや個性が際立ちます。
＞【中川正子さんコラボ】みずいろローズマリードレス
＞【中川正子さんコラボ】アイマスクはこちら
Information
今回のコラボレーションを記念して、salon de nanadecor表参道本店では中川正子さんの写真展示＆販売会を開催しています！
中川正子 写真展示＆販売会「自分を見つける旅時間」
開催期間：2024年5月15日（水）～6月1日（土）まで
営業日時：火曜～土曜 10:30~17:00
中川正子さんが今回の企画のためにセレクトした写真を展示・販売します。（額装入り・写真は後日配送となります）もしかすると、インスタグラムの中で寄り添ってくれた写真が見つかるかもしれません。ご自宅でもその気分を忘れないよう、写真をオーダーできます。ゆっくりとお茶やお菓子をいただきながら、切り取った風景から何を感じるのか？ 本を片手に、インスピレーションの旅へ出かけてください。
nanadecorが月に1回程度開催している大人の学び講座にも登壇していただける運びとなりました！
少人数でのトークセッション形式の「自分をまるっと愛する講座」
なかなかに貴重な機会ですので、お見逃しなく！
自分をまるっと愛することとはどいううことでしょうか？ 常に真っ直ぐに、時に暗闇を模索しながらも、そこから希望を見い出したり、泣いたり笑ったりしながら進んでいく人生。
写真家という肩書きから、今の「中川正子」であることが職業であるかのように表現方法が広がってきた過程。
ダメな自分もまるっと受け入れられるようになった気持ちの変化。揺れる心の動きをを追いながら、今に至るまでのストーリーを掘り下げていきます。
自分をまるっと受け入れる、そして愛していく、自分との対話。嫌なところ、ついダメ出しをしてしまう自分、うまくいかないもどかしさ、様々な葛藤を乗り越えて、これからの時代を生き抜くために、さらに自分らしく生きるためのヒントを一緒に見つけていきましょう！
＼ コラボインスタライブでも紹介！ ／
今回のコラボ企画についてライブでもお話しを伺いました♩
今回のコラボを記念して、5/10に中川正子さん × nanadecorディレクター神田恵実による、インスタライブを行いました！
ぜひ合わせてご覧くださいね！
中川正子：写真家。自然な表情をとらえたポートレート、光る日々のスライス、美しいランドスケープを得意とする。写真展、雑誌、広告 、書籍など多ジャンルで活動中。2011年3月より岡山に移住。自身のインスタグラムでのメッセージに共感するファンが多い。国内外を旅をしながら活動を続ける。写真集に「新世界」「IMMIGRANTS」「ダレオド」、桜木紫乃との写真絵本「彼女たち」など多数。2024年4月に初のエッセイ集「みずのした」を発表し話題に。
