5月10日はコットンの日。ちょうどコットンの種まきのシーズンでもあるので「#奥出雲コットンクラブ」の活動を今年も始めます。無料で種をお配りしていますので、ご自宅で種まきをしてみませんか? というお誘いです。

5/7以降のご注文から決済時に選択可能となります。
それより前にご注文がお済みのかたや、種のみをご希望の方は「info@nanadecor.com」までご連絡ください。

 

nanadecorでは奥出雲でコットンを育てています

私たちは奥出雲にご縁を頂き、コットンを育て、収穫した綿花を糸へ、そして製品へとつなげる活動を始めました。コットンは5月が種まきで、11月が収穫。奥出雲での種まきと収穫の活動は、私が主宰している学びのコミュニティ、My organic laboからご家族でお手伝いにたくさん来てくれて、メンバーと子供たちとみんなで種まきや収穫をしています。今年は5月17-18日の週末に畑へ行く予定です。

奥出雲で育てくださるのは、農家の藤原さんです。元は隣の松江のご出身で、ひいおじいさまが経営していた商店の屋号を引き継ぎ、加藤完一商店としてコットンを育て、オリジナルの商品を展開されています。

畑がある山王寺の棚田は、平成11年「日本の棚田百選」に認定された美しい場所。雲南市大東町の北東部標高300mの山腹に位置し、面積19ha、棚田数約200枚を有し、地区の農家により守られています。島根県無形文化財指定の神楽である山王寺神楽が伝承されていたり、地域の暮らしの中に豊かな伝統文化が根付く場所。

しかし、ふるさとの原風景ともいえる棚田もお米作りには厳しい環境。ここからこうした山あいの田んぼを継承するひとが減っていくことが課題です。そんな現状をふまえ、藤原さんはUターンをして棚田で最終製品まで作ることができるコットンを栽培期間中は無農薬で栽培しはじめました。

藤原さんが受け継いだ種は綿の繊維が長く、世界で最上級と言われるエジプシャンコットンと負けない品質であることもわりました。

コットンボールの中で守られているコットンの種。1つの枝にたくさんコットンボールができるので、種もたくさん採れます。そこで、今年はその種を、ご希望のみなさんにお配りし、みんなで育ててみてはいかがでしょうか? お花もとても綺麗で秋には実がなり、それが弾けてコットンボールが出てきます。(お買い物の最後に種をもらえるようチェック項目がでます、個別に欲しい、量が欲しい方はお問い合わせメールからご連絡ください)

コットンボールができたら自宅でリースなどにアレンジして飾ってもよいですし、飾った後に綿を取り出し、私たちに送り奥出雲の綿花と一緒に糸にすることもできます。(ご案内はその都度しますね)

 

奥出雲コットンの育て方はこちら

1、種まきは5月中です。プランターでも、大きめの植木鉢でも、畑やお庭でもどこでも、陽がよく当たる場所を選んでください。いくつか蒔く方は、大きく育つので、株と株を60㎝くらい離すといいでしょう。

2、水に1時間くらい種をつけて、その後3粒を1箇所に蒔きます。芽が出て、双葉が出て、本葉が出ることに、一番強そうな1本を残して、残り2本を間引きします。

3、あとは水をあげて日当たりのいい場所で育てるのみ! 土は成長剤など薬剤が入っていない、園芸用の土が良いでしょう。庭や畑に地植えでももちろんOKです。庭や畑に植える場合は、マルチ(黒いシート)をかけて土を温め雑草を予防します。

4、夏が終わり、秋になるとコットンの花が緑色の実になって、そこから茶色へ変化し、最後にその実が弾けて、コットンボールが出てきます。その中に種が入っているので、また種を取っておいて来年巻いてみてください。コットンボールが出た枝はリースにしたり年末年始に飾っても素敵です。

詳しい育て方は藤原さんが主催する @cottonclub_kato_kanichi_shoten 参照。
育て方に関して藤原さんに質問もできます。

 

綿花を育てる楽しみ

「綿花にからんだ種を取るのが大変!」
「綿のふわふわはこんなに気持ちいいの?」

育ててみるとこの繊維が糸になり、それを織って布ができる、それがどんなに大変なことなのかがわかるかもしれません。糸を簡易的な糸くり機を手に入れて、ざっくりとした手紡ぎ糸を作り、編んでみても良いかもしれません。

 

タグ付けして成長の記録をアップ

育ててくださる方は、成長の過程などを #nanadecor #奥出雲コットンクラブ とタグ付けしてぜひインスタグラムなどにアップをお願いします。土地や日当たりによって成長の過程が異なるので、みなさんのスナップが楽しみです。

 

6月に植える方へ

できるだけ5月中に植えるのが良いとのことです。遅くても6月1週目までには植えてください。6月の1週目に植えると少し育ちが不安定になってしまうようです。
植える場所は、日当たりがよく、風通しのよいところがおすすめ。湿気が多いよりはyn乾燥した場所の方がよいそうです。

▼こちらもぜひ参考にしてみてください

もしも6月1週目を過ぎてしまった方は、11月頃の収穫時期に違いが出る可能性があるため、インスタグラムDM @cottonclub_kato_kanichi_shoten で藤原さんにご相談してみてくださいね。

 

山王寺の種まきは5月17 or 18日です!

たくさんの種からたくさんの綿花がとれますように。私たちは今年も奥出雲の山王時で種まきをします、もし参加したい方がいらしたら、My organic laboへお問い合わせください。 hello@myorganiclabo.love
それでは、5月から一緒にコットンを育てていきましょう!